地域別分析 Bordeaux

いや、フランスワイン分析しなくて何が分析やねん!という心の声がありました。でもリストの、本数が、多いんです!何度か心折れそうになりましたが、ついにボルドーだけですが、マイニング終わりました… Bordeaux平均CWF=23.19(現在の世界平均23.26) 若…

アルコール度数、糖度、pHで美味しさを見積もることができるか?

師範 @yasushihan の最近のリストにはアルコール度数のみならず、糖度とpHの測定結果が公開されている。それらを可能な範囲でマイニングしているのだが、おそらく皆さん気になるのは、それらの数値と美味しさの関係だと思う。その関係がわかれば、目に見える…

地域間比較 箱ひげ図

Pythonの使い方を調べていたら、正規分布の統計をせずとも箱ひげ図を自動生成してやれば、平均やバラツキ、外れ値まで自動的に表示してくれるらしい。(箱ひげ図の意味はこちらに易しく書いてあります。箱ひげ図の意味 | 高校数学の美しい物語) Pythonのmat…

Google ColabのPythonを使ってCWFの外れ値を検出・除外してみる

統計処理を真面目にやるためには、触ったこともないRかPythonだなあと思っていたのだが、調べたところGoogle Colaboratoryを使えばPCでの環境構築が必要なくPythonga使えるらしいので、やってみた。触り始めてからまともに使えるまで数日間かかったのだが、…

地域別分析 Australia

新年早々ですが、地域別分析の次のターゲットはオーストラリア。昨年末の時点でマイニング自体は終わっていたものの、やはり時間があると作文が捗る。ということで、CWF分布は以下の図。平均は今までのものの中でも最高で Australia平均CWF=23.73(改めて現…

地域別分析 Espana

先日のドイツのように、 いくつかの地域で分析が終わっているのだが、記事を書くことに集中できない状況や、分散の求め方に興味が行ってしまって、記事化は亀のようにす進んでいません。大晦日なのに…(関係ない)。ついでに分析本数も進んでいないので、し…

CWFを正規分布で分析できるか?

(今回の記事は筆者が統計学を勉強した備忘録になってます。たぶんつまんないです。) このブログで初っ端からCWFという指標を提案しておいて今更であるが、最初の記事に書いたようにCWFが地域ごとのコスパバラツキを評価できるかには検討の余地があった。当…

地域別分析 Deutsch

地域別分析の2つ目はドイツ(Deutsch)にしてみた(前回の投稿から随分間が空いてしまいました…もう年末かよ...)。分析時点でリスト全部のワインの数値が得られたし、師範 @yasushihan の周囲で先日ドイツワインを飲む会があったようなので、なんとなくです…

ビンテージ推移 Japan

先の投稿で示したようにJapanワイン、コスパは低めだけど安定しているわけです。しかし時系列ではどうだろうか。日本もワイナリーが増えてきてて、近年では古きJapanワインも減り、価格も変わってきてるかもしれない。コスパが良くなってるといーなー、とい…

地域別分析 Japan

世界全体のデータ分析はひとまず置いておいて、地域ごとの分析結果を示していきたい。まずは我らがJapan。日本ワインのコスパについてはネガティブな意見を言う人もいるけど、それが本当かどうかを見ていきたい。ちなみに、現時点での師範 @yasushihanの Jap…

アルコール度数ー点数分布

師範 @yasushihan のリストにはアルコール度数が(最近のものには糖度・pHも)記載されている。せっかくデータがあるので、アルコール度数の影響も分析したくなった。そこで横軸をアルコール度数、縦軸を点数にしたものが下図である。アルコール度数は通常0.…

価格ー点数分布

先の記事のCWFの基になるのは、師範 @yasushihan の入手価格と、師範が付けた点数になるのだが、その相関を見るだけでもそこそこ面白い。横軸を価格の対数として、縦軸を点数にしたのが以下の図である(点数については、時間経過による加点前の抜栓直後のも…

安ワイン道場のリストを使ってワインコスパ分析始めました

「 美味い酒が飲みたい!でも高い金は出したくない!」 これは資産家でもない限り、酒飲みに共通する願望だと思う。あらゆる酒の中でもワインは価格帯も品質も幅広く、初心者にはコストパフォーマンス(コスパ)の良いものを見つけることは容易ではない。た…